今週のクウガ -EPISODE 42- ≪意志が石を動かす、と医師はつぶやいた…≫
---クウガ、凹む!!---
バッファローのバベルさんの必殺武器は、何と「肉叩き」でした(^^;) クウガは固いステーキ肉じゃないぞ〜! 棘つきハンマーで殴られたタイタンの胸に棘の配列も生々しい傷(凹み)がついたのが新鮮でした。(だけど、三発くらった以降は傷が増えませんでしたね…)そういえば、赤のときも蹴られて胸から赤いものが飛び散ってました。クウガの身体はやっぱり装甲ではなくてある種生身の肉体だったのね…
肉叩きで殴られっぱなしで手も足も出ないクウガを救ったのは、やっぱり我らが一条さん! まあ、のっけから後部座席にジェラルミンケースを積んで急いでたから、きっとあれで間一髪五代君を援護するのね、ということは見えてましたが、やっぱり、ライフルを構えた一条さんは素敵です(^^) それで、榎田さんに「五代を危機から救うことができました」とクールに報告しているところがかわいかった。一条さんにとってクウガはあくまでも「五代」なのよね。そういえば、杉田さんも桜井さんもクウガに「五代くん」「五代さん」と呼びかけてましたっけ、グロンギのことを頑なに「未確認」って呼んでるのと対照的。クウガ=五代君は仲間なんだ、っていうことの象徴なのかな。
でも、バッファローのバベルさん、強かったわりには怪人体トータル登場時間は短かったですね〜。クウガと同様にグロンギも超変身が可能だということを見せてくれたのが、彼の役割だったのね。グロンギ怪人って必ずしもモチーフの動植物の姿がイメージし易くない(と思うのは私だけ?)ところがあるけど、バベルさんは角と毛が生えててちゃんとバッファローに見えるし、らしく見える分グロテスクさが少ない感じで、けっこう造形的には好きなタイプでした。
次はいよいよガドルさん(それにしても、あなたの人間体のコスチュームは街を歩くには目立ちすぎます!)の登場です。でも「必ず勝つ!……そのために……」って、続きを言わないで去っていくところが気になるなぁ。薔薇女はガドルが何をするつもりかわかっているという感じでしたね。また微笑していました。
そういえば、今回、一条さんも白服の男のイメージを見たのですよね。それって、ダグバがクウガだけでなく一条さんをも自分の存在を脅かす者として認識しているということでしょうか? 薔薇女が「クウガだけではない。リントそのものも変わってきているのだ」と言ったリントの代表は、当然一条さんでしょう。(やっぱり一条さんはもう一人のヒーローだ♪)クウガだけに任せずに自ら武器を取って立ち向かうリント、というのがグロンギにとってある意味で脅威なのかもしれません。
さて、今回の目玉は何と言っても、前々から言われていたグロンギとクウガの相似が、椿先生のグロンギ解剖の結果確定的になったことでしょう。「同質の鉱石」というのは、アマダムとまったく同じということでもないのかな? そういえば、殺された未確認たちはみんな人間体の死体が残ってたんですね……どうしてクウガに倒されると爆発するのに、ダグバにやられると人間のまま血を流して死ぬのかな、と不思議だったんですが、あの爆発は「石」が消滅するときのエネルギーだったのかも、とちょっと納得。でも、ゴオマさんは怪人体でダグバと遭遇したはず(というか、闘う気だった)なのに、爆発しないでやっぱり人間体の死体になったのはやっぱり謎です。もしかして、ダグバのレベルに達すると、爆発させないで命を奪うことができるということなら、クウガが「ダグバに等しくなる」っていうのは、警察にとっては朗報かも?…だって、毎回爆発ポイントを選ばなくて済むもんね(^^;) あと、もしグロンギの死体に残っている「石」にまだ力があるなら、取り出して人間に移植して(五代君みたいに)、特殊強化人間部隊を作れるじゃん!と思う私って、人非人かしら??(だって、162もあるんだよ〜)
そういえば、椿先生の「五代、お前早く何とかしないとまずいぞ!」と至極まっとうだけどこの場にそぐわない、また医者としてはあまりに素人っぽい物言いが好印象でした。一応、関係者一同「五代君は大丈夫(^^)b」って思っているみたいだけど、椿先生がこの意見にいまいち賛同しかねるのは、やっぱり「キレイな内臓が好き」=正常に機能している人間の身体のメカニズムを愛している(私はこう解釈しているのです。椿さんが内臓フェチだというよりは…)医師ならではのリアクションだと思いました。だから、いくら平和を守るためでも強くなるためでも、やっぱり人間の身体が謎の「石」に寄生されたような状態って、生理的に許せないんじゃないかな、と思います。違うかな?ともあれ、クウガが「ダグバと等しくなる」というのが、究極の闇をもたらすという意味ではなく、単に強さの面で対抗しうる存在に強化される、という方向を望みますね。
あと気になることは、夏目実加ちゃんのフルートコンクール会場で何かしでかそうとしているあの若者は何者か?ということですよね。何か主催者(?)に恨みがあるような感じだったから、実加ちゃんが直接のターゲットではないと思うし、もちろん彼はグロンギではないはず。だって、グロンギには個々の人間に対する感情はない(リントはゲームの駒にすぎない)ですもんね。蝶野君みたいな若者なんだろうと思うけど、あのポーチの中身は何なのか気になります。……というより、実は、その騒動に巻き込まれて対処する(活躍する?)一条さんの内面にスポットが当たる回らしいということが、予告編からすでに感じられるだけに、期待が大きい次回です(^^) うーん、いいなぁ、実加ちゃん。一条さんが「初めて花を贈る女性」なのかぁ……
というわけで、本編より予告編の方が100倍気になる今週のクウガでした。来週明らかになる一条さんの心の裏側とは?? 乞う、ご期待!! (期待してるのは私だけか…(^^;))
最後に、今週の「ついつい目がいっちゃったこと」
- ●一条さん、トレンチコート復活(^^) 全国一千万の一条ファンは、みんな冬の到来を待っていた!! さ〜すが、決まってるぅ〜♪
- ●杉田さん、今週も熱い!「五代君が向かっていったが、一瞬で吹っ飛ばされてしまったぁっ!」
- ●桜井さんは今週もライフル持ってスタンバイ。一条さんは射撃の名手という設定だけど、桜井さんもいつも狙撃班だよね。一条さんとは競技会の好敵手なのかな?(桜井さんにも特殊砲弾届けてあげて! 開発品は一条さんが独り占めってずるいじゃん)。
- ●「金のゴウラム合体ビートチェイサーボディアタック!」「それ、長すぎじゃないか?」のあと、“まったくお前ってヤツは…”ていう顔で笑った一条さん(*^^*)。ンもう、ほんっとに、五代君ったら、クールでストイックな一条さんを思わず微笑ませる唯一の男、なんだから……うらやましいっっ!!
- ●ジャンが榎田さんのことを「ヒカリさん」って呼んでた〜!って、外人はファーストネームで呼び合うのが当たり前か…(^^;)
●スポンサークレジットのナレーションが、薔薇女から男性に。でも実は誰なのかよくわかりません。おやっさんの声かな?と思うけど、順番からいったらもうとっくに終わってるはずだし…誰かご存知な方、教えてください! -2000.12.3 放映-
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