ー パパの脱線思考 ー
紙飛行機

 

1 電車は「ガタン、ゴトン」走らない


いきなり訳のわからないタイトルですが、子供の頃から感じていたことです。
 
電車が走る擬音は「ガタン、ゴトン」(ときに「ガタン、ガタン」)が多く、子供の頃の電車遊びでもみんなそう言ってました。
 
犬が「ワンワン」、猫が「ニャーオ」というのはわかるのですが、皆さん電車に乗って「ガタン、ゴトン」と感じたことありますか?
 
この音は勿論、レールの継ぎ目を車輪が通る音で、前の車両の後輪と後の車両の前輪が通る音が、重なって2回聞こえる音を指している筈ですが、強いて言うならば「thatha、thatha」(hは鼻に抜けるような音)と私には聞こえ、自分でブリキの電車を走らすとき、こう唱えていました。
 
ちなみに新幹線は継ぎ目の少ないロングレールを使用しているためほとんどこのような音がしません。
おかげで、今でも新幹線は電車に乗った感じがしません。

時代は変わり、サトシの電車遊びの音はどうかというと、
「thu~~n、dhu~~n」と唱えています。
 
最近の電車はインバーターによる無段変速で、加速時の「ガクン、ガクン」という揺れが少なくなったのは良いものの、インバーターの音は結構うるさいと思っていましたが、(皆さん気づいていますか?)サトシにとって電車の音の象徴は、このインバーターの音でした。

パパと同じように自分が感じる音で遊んでいる姿は何か嬉しいのですが、保育園の先生をはじめ巷間では「何を言っているのだろう?」と理解されていないのではないかと危惧しています。
 
サト、パパはちゃんと分かっているからな!


-2000.11.20-

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